ミルキィホームズ スロット 4話

ミルキィホームズ スロット 4話

切り詰められた砲身らしき部品の先端部にはでっかいマズルブレーキが搭載されており、後端部の左右にはアサルトライフルのマガジンをそのまま大きくしたかのようなマガジンが伸びているのが分かる

 それの正体を知った瞬間、俺は戦場のど真ん中で絶句した

「た、タクヤ? どうしたの?」 隣で擱座しているレオパルト2の影に隠れつつ、銃撃してくる敵をAK-15のセミオート射撃で牽制していたラウラが尋ねてくる

質問に答えようとはしているんだけど、双眼鏡の向こうに見えた代物があまりにも衝撃的過ぎて、俺は質問に答える事ができなかった

 そのSu-25SMは―――――――どういうわけか、左右の主翼の下にソ連製の榴弾砲を1門ずつ積んでいたのである

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 搭載しているのはソ連製の”D-20”と呼ばれる榴弾砲だ

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152mmの榴弾を発射することが可能な兵器で、歩兵の群れを容易く吹き飛ばしてしまうほどの破壊力を誇る

旧式の兵器だけど、その圧倒的な破壊力は現代でも猛威を振るうだろう

 けれども、本来ならば砲兵たちが運用する兵器である

明らかに航空機に搭載する武装ではない

 あんな代物を飛行中にぶっ放せば、機体がバランスを崩したり、強烈すぎる反動で失速するのは火を見るよりも明らかだ

しかも軽量化を図るために砲身を切り詰めて搭載しているようなので、命中精度や弾速も間違いなく悪化しているだろう

 そういえば3ヵ月前に「砲身を切り詰めた榴弾砲が欲しい」と要求されたことがあったんだが、その榴弾砲はあれに搭載するためだったんだろうか

 信じられない装備を搭載した機体を見上げたまま、俺はラウラに報告した

「お、お姉ちゃん」「何?」「変態が混じってる」「えっ?」 そう、編隊に変態が混じっているのだ

 重い榴弾砲を強引に搭載したせいで機動性まで悪化しているらしい

他の機体は平然と旋回しているというのに、隊長機だけは旋回の途中によろめいたり、バランスを崩しそうになっているのが見える